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脳梗塞の予防

by脳梗塞MZ編集部 脳梗塞MZ編集部

脳梗塞を予防する食事とは

脳梗塞を予防するためには食事改善が必要ですというのは、よく耳にすると思います。しかし、具体的にはどのような食事をすればよいのでしょうか。それがわからず、なかなか行動に移せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。脳梗塞を予防する食事について具体的にお伝えしていきます。楽しんで覚えることができるようクイズ形式となっています。

脳梗塞予防◯Xクイズ~食事編~

食事は適切な摂取カロリー内に抑えるため、1日1食か2食にする。○か×か。

正解は×カロリーを気にして食事を抜いても、結局1回の食事での摂取量が増えてしまっては意味がありません。空腹時間が長いと、ついつい食べ過ぎてしまうことに繋がってしまいます。さらに、食事を抜くことで、次の食事で糖や脂肪が過剰に吸収され、太りやすくなってしまいます。

 

カロリーオーバーが気になる方は、食事の回数を減らすのではなく、食事量を少し減らして腹八分目を心がけましょう。

血液をサラサラにするため魚よりも肉を食べる。○か×か。

正解は×魚の油に含まれるDHAやEPAには、血栓をできにくくします。また、中性脂肪やコレステロールを下げ、動脈硬化を防ぐ効果があります。魚をたくさん食べた方が、脳梗塞にかかりにくいといわれています。DHAを多く含む魚は、マグロ、サバ、サンマなどです。

 

脳梗塞を予防するためには、肉よりの魚中心の食生活にしましょう。

血液をサラサラにするために納豆を食べた方がよい。○か×か。

正解は○納豆には「ナットウキナーゼ」という強力な血栓溶解酵素が含まれています。酵素は熱に弱いので、効率よく摂取するためには加熱せずに食べる方がよいでしょう。

 

ワーファリンを飲んでいる方は、納豆は食べてはいけません。ワーファリンは抗凝固剤といって、血液をサラサラにする薬です。心筋梗塞や脳梗塞の治療で処方されることがあります。

納豆を食べると、腸内でビタミンKが合成され、ワーファリンの効果を弱めてしまいます。

 

血液をサラサラにする薬でも、バイアスピリンなどの抗血小板薬はワーファリンとは作用機序が違いますので、納豆を食べても構いません。自分の飲んでいる薬と相性の悪い食べ物があるかどうかわからない方は、医師や薬剤師に尋ねてみてください。

血液をサラサラにするために梅干しやレモンを食べた方がよい。○か×か。

正解は○梅干しやレモンなどの酸っぱい食べ物にはクエン酸が含まれています。クエン酸には疲労回復効果もありますので、疲れたときは酸っぱいものを食べるようにしましょう。

脳梗塞の予防にはお酒をほどほどに飲むのがよい。○か×か。

正解は○1日に摂取するアルコールが60g未満であれば、アルコールを摂らない人に比べて脳梗塞の発症率が低いとされています。ただし、飲みすぎの場合は脳梗塞の発症リスクが高まりますので注意が必要です。

 

またコーヒーや緑茶をよく摂取する人は、脳梗塞になりにくいという説もあります。

喉が渇いていない場合は水分を撮らなくてもよい。○か×か。

正解は×喉が渇いていない場合でも、こまめに水分を摂りましょう。水分不足は血液の粘性を高めます。外出中もすぐに水分摂取できるようお茶などを持ち歩くようにしましょう。

 

高齢者は口渇中枢というものが減退してしまうため、喉の渇きを感じにくい状態となります。脱水になっていても気が付かないこともありますので、こまめに水分を摂る必要があります。また、高齢者は夜間のトイレを気にして、寝る前の水分を制限する傾向があります。脳梗塞は明け方に発症しやすいので、寝る前に水分を制限することは避けましょう。

醤油は「かける」より「つける」方が減塩になる。○か×か。

正解は○醤油やソースは「かける」より「つける」方が、少ない量でも塩分を感じることができます。冷奴は醤油をかけるのが常識のように思いますが、冷奴も別の小皿に醤油を用意し、豆腐に醤油をつけることでおいしく食べることができます。醤油を別皿にすることで、豆腐から出る水分で醤油が薄まることもありません。実は有名な醤油メーカーも、冷奴の醤油は「つける」ことをお勧めしています。

脂質を制限するためエゴマ油やアマニ油は使わない。○か×か。

正解は×油の主成分の脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。飽和脂肪酸は肉やバター、ラードなど、不飽和脂肪酸は植物油などに多く含まれています。飽和脂肪酸は、過剰に摂取するとLDLコレステロールが増えてしまい、動脈硬化を引き起こすリスクが高まります。一方、不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げ、生活習慣病に対する効果が期待されています。

 

エゴマ油やアマニ油は、不飽和脂肪酸です。エゴマ油やアマニ油は、不飽和脂肪酸の中でもオメガ3系と呼ばれ、特に健康によい油だとされています。熱に弱いので、直接料理にかけたり、ドレッシングとして使用するのがお勧めです。

脳梗塞を予防する食事のポイント

脳梗塞発症の危険因子として、高血圧、糖尿病、脂質異常症などがあります。これらの持病を抱えている方は、まずはその持病に合った食事療法を行う必要があります。高血圧の方は、塩分を控えた食事を心がけることが脳梗塞の予防に繋がります。糖尿病の方は、糖質を控えた食事を心がけることが脳梗塞の予防に繋がります。脂質異常症の方は、脂質を控えた食事を心がけることが脳梗塞の予防に繋がります。

 

特に持病をお持ちでない方は、先ほどクイズで学習したような、血液がサラサラになる食べ物を中心に食べるとよいでしょう。持病をお持ちの方も、持病の改善に取り組みつつ、持病をお持ちでない方と同様に、血液がサラサラになる食べ物を食べるとよいでしょう。

 

クイズの中でもお伝えしたように、薬と食べ物の組み合わせが悪い場合もありますので、薬を飲んでいる方は、注意する食べ物があるかどうか確認しておきましょう。

 

持病を持っている方も持っていない方にも共通して言えるのは、バランスの取れた食事を1日3食摂った方がよいということです。これは脳梗塞の予防のみに留まらず、様々な病気の予防に繋がります。魚だけ、野菜だけの食事にせず、魚も肉も野菜もバランスよく摂取することを心がけてください。

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脳梗塞MZ編集部

脳梗塞MZ編集部

この記事を監修した人

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害は、65歳以上が要介護の状態になる原因の1位(厚生労働省調べ)であり、脳卒中患者のQOL向上の一助となることを目指し、基礎知識・予防・リハビリ情報をお届けするWEBマガジンです。

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