スマート脳ドックの評判は?口コミ高評価の理由

スマート脳ドックは、通常の脳ドックに比べて「安さ」「早さ」「手軽さ」が特徴の検査です。

しかし「その安全性や正確性の保証はあるのか」誰もが気になるところだと思います。

今回は口コミや体験談で高評価を得ているスマート脳ドックについて、その人気の理由は何なのか検証していきます。

目次

口コミで人気のスマート脳ドックとは

スマート脳ドックとは、スマートスキャン株式会社が開設した最新の脳ドックサービスです。

メディカルチェックスタジオという画像診断に特化した施設で「早く」「安く」「正確に」脳ドックを受けることができます。

2018年1月から銀座の施設で本格始動して以来、全国の医療施設では、その目的に賛同して同じ仕組みを導入する動きが広がっています。 

一般的な脳ドックでは、検査時間に最低でも1時間ほど要しますが、スマート脳ドックでは、到着から帰りまでトータル30分ほどで完結します。

また、脳ドックの一般的な費用は4〜5万円かかりますが、スマート脳ドックは税込19,250円です。

診断には、独自のチェックシステムで正確性を担保しています。

このようにスマート脳ドックは、通常の脳ドックよりも検査にかかる時間が短縮できるほか、お手頃な価格設定であることから、口コミでも高評価を集めています。

継続的に検査を受けやすく、病気の早期発見や予防に役立つ画期的なシステムといえるでしょう。

スマート脳ドックが口コミや体験談で高評価されている理由

スマート脳ドックは、口コミや体験談でなぜ高評価を得ているのか、その理由を掘り下げていきます。

手軽さ

スマート脳ドックは、ネット予約に対応しています。

ウェブサイトで自分のアクセスしやすい施設を検索することができ、最短で当日の予約も可能です。 

また、マイページ機能では予約だけでなく、検査の結果も確認することができます。

過去の検査履歴から、検査結果画像を継続的に管理することができ、最新の結果と比較することで現状把握に役立ちます。 

さらに、マイページにファミリー登録すれば、ご家族の検査についても管理できます。

本人の代わりに検査予約や検査結果を一括で管理できるので、ウェブ操作が苦手な高齢の方でもスマート脳ドックを利用しやすいです。

また、紙ベースの検査結果書類は、一度しまい込んでしまうと紛失しがちですが、スマート脳ドックはウェブ上での管理なので紛失を防止することができます。

スマート脳ドックの手順

スマート脳ドックでの検査がどのように行われるのか、見てみましょう。 

  1. Web予約をしてから、受診者が施設に来所 
  2. 施設にて放射線技師による撮像 
  3. 撮像データを放射線技師が専用クラウドにアップロード 
  4. クラウドのMRI画像データを専門医が読影する(第1読影、第2読影) 
  5. 読影した診断結果(第1読影結果、第2読影結果)をまとめる 
  6. 診断結果を施設側が確認して、公開(フィードバック)作業をする 
  7. 1週間後にメールが送信され、マイページから診断結果を確認する

安さ

実のところ、脳ドックで使用するMRIは数億円する高額機器です。

1検査当たりの使用料は、MRI 機械で実施する検査回数に応じて上下します。

1時間あたりに撮影する受診者数を増やせば、コストを下げることが可能です。

一般の脳ドックでは、1~2人の検査を行う際に1時間の時間を要します。

それに対して、スマート脳ドックでは検査着への着替えが不要なため、不測の経過時間が発生せず、1人10分程度で撮影が完了します。

すなわち、1時間に多数の検査を実施することが可能です。 

稼働率を上げて検査費用を下げる試みでは、安さと早さは表裏一体です。

「メディカルチェックスタジオ内ですることは検査だけ」というコンパクトなパッケージ自体が、安さの理由であるといえるでしょう。 

※スマート脳ドックも一般的な脳ドックと同様に自由診療となります。 

病気の治療として受ける診療は、健康保険が適用される保険診療ですが、脳ドックは予防的観点での受診となりますので、自由診療です。

すなわち、スマート脳ドックの受診は保険適用外となり、全額自己負担です。

ただし、補助金・助成金の対象となる場合があります。

所属されている健康保険組合や地方自治体にお問い合わせください。

早さ

一般的な脳ドックが1時間以上の検査時間を要するのに対し、スマート脳ドックでは所要時間が30分ほどで済みます。

それだけ早く検査を受けられる理由としては、以下の3つが挙げられます。

①検査着に着替えない

一般的な脳ドックでは、来院時に問診票に記入してから、検査着に着替えて検査の順番を待ちます。

それに対してスマート脳ドックでは、頭部の撮影のみに特化した検査内容のため、検査着に着替える必要がありません。

②MRI検査は10分間で撮影完了

脳ドックを受ける場合、一般病院では様々な部位を撮影するので、撮影のたびにMRIのセッティングを調整します。

そのため、MRI検査だけで20~30分かかり、MRI検査以外にも検査項目がある場合は、さらに時間を要します。

スマート脳ドックでは効率化が図られ、MRI検査で脳だけを撮影しているので、10分ほどで検査を終えることが可能です。

「受付からお帰りまで30分以内」というフレーズは、決して誇張ではありません。

③Web予約の際に問診票への記入を済ませられる

スマート脳ドックでは、Web予約の際に問診票への記入を済ませられます。

またその予約自体が15分単位なので、来院後の待ち時間もほとんどありません。

受付に関わる時間が省略され、検査までの時間が大幅に短縮されています。

正確性

スマート脳ドックは、スピーディーでリーズナブルなだけではなく、検査の精度が高いことも特徴です。

なぜ「安さ」「早さ」の実現だけでなく、「正確性」の担保まで実現できたのか、その理由は専門医によるトリプルチェック(※)のシステム化にあります。

例えば、メディカルチェックスタジオでは、撮影した脳画像を「放射線科」「脳神経外科」「循環器内科」の専門医が3人体制でチェックします。

複数の異なる専門医が診断することで、見逃しを防止し、正確性が高まります。(※メディカルチェックスタジオ以外の施設ではダブルチェックの場合もあります)

撮影した脳画像はメールで共有されるので、読影診断する専門医は日本全国どこにいても診断することができます。

空いている時間を活用しやすいので、非番や産休中の医師でも自宅で診断することが可能です。

脳外科がない施設(整形外科や産婦人科等)でもスマート脳ドックの提供ができる

スマート脳ドックという新しい脳ドックサービスは、全国160施設以上で導入しています。(2023年2月時点)

MRIの設備があれば、脳外科がない整形外科や産婦人科などの施設でもスマート脳ドックの提供が可能です。

検査結果の正確性については上記の通り、メールを活用すれば遠隔で専門医が診断することが可能なので、検査結果に差異はありません。

安全性

撮影中であっても脳に何らかの異常が見つかり『緊急性が高い』と判断された場合は、会計前でも即座に外来診療へ回され、専門病院への紹介状が作成されます。 

また、撮影後に読影する専門医から『緊急対応が必要』と判断された場合は、ウェブ上で検査結果が通達されるより先に、施設から受信者へ直接連絡されることになっています。

手軽に受信できるスマート脳ドックですが、安全性もしっかり担保されています。

スマート脳ドックの口コミ高評価には理由があった

スマート脳ドックは「安さ・早さ・正確性」などメリットが多くあり、口コミで高評価を得ています。

予約から診断結果の閲覧までネットで完結できるため、手軽に継続して脳ドックを受診しやすいシステムといえます。

スマート脳ドックのサービスは全国に拡大していますので、ぜひ一度体験してみてください。

この記事を書いた人

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害は、65歳以上が要介護の状態になる原因の1位(厚生労働省調べ)であり、脳卒中患者のQOL向上の一助となることを目指し、基礎知識・予防・リハビリ情報をお届けするWEBマガジンです。

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