脳ドックの検査時間はどれくらい?検査の流れと注意点、ポイントも解説

脳ドックは脳血管疾患の有無やリスクが分かり、予防医療として注目されています。

脳ドックに興味がある方の中には「どれくらいの時間がかかるのか」気になる方もいるでしょう。

特に仕事をされている方の場合、平日に脳ドックを受けるとなると、検査時間により会社への手続きが異なります。

また、人によっては家族のスケジュールに影響する場合もあるでしょう。

今回は「脳ドックの検査時間はどれくらいかかるのか」という疑問にお答えしながら「脳ドックを受ける流れと注意点」「検査当日のポイント」も紹介します。

目次

脳ドックの検査時間はどれくらい?

脳ドックにかかる検査時間は、おおよそ1時間半〜3時間です。

かかる時間は医療施設や検査内容によって異なるため、あくまで目安として頭に入れておくとよいでしょう。

なお、脳ドックは基本的なコース(脳MRI・脳MRA・頸動脈エコー)だけの場合、所要時間はおおよそ1時間半です。

実際にどれくらい時間がかかるかは、脳ドックを受けたいと考えている医療施設にて事前に確認しておくと安心です。

脳ドックの各検査にかかる時間はどのくらい?

脳ドックの各検査にかかるおおよその時間を紹介します。

脳ドックの基本的なコースは、脳MRI・脳MRA・頸動脈エコーを行っており、おおよそ30分〜1時間かかります。

脳ドックを受ける医療施設のコースやオプションによって、他の検査を行うことがあります。

以下に各検査にかかる時間をまとめました。

脳MRI、脳MRA約20分~60分
頸動脈エコー約10分
頭部CT約3分
心電図約5分
認知機能検査約30分

脳MRI・脳MRAは機器の種類によって、かかる時間に差が生じます。

他にも身体計測、血圧測定、採血、尿検査が脳ドックに含まれているケースがあります。

これらの検査にかかる時間は、健康診断と同様です。

脳ドックを受ける流れと注意点

脳ドックを受ける大まかな流れは、どの医療施設も同様の流れとなっています。

脳ドックを受ける流れは以下になります。

  1. 予約
  2. 受付・問診表を記入
  3. 検査着に着替える
  4. 検査を受ける
  5. 医師から検査結果の説明を受ける

※医療施設によっては後日や郵送の場合もあり

各項目について、注意点とともに詳しく説明します。

1.予約

脳ドックを受けるにあたって、予約は必須です。

脳ドックで使用する機器には数に限りがあり、すぐに終わる検査ではありません。

そのため、機器が空いた時間に予約が取れるシステムになっています。

2.受付・問診表を記入

問診表は、氏名や住所・電話番号といった一般的なことから、今までにかかった病気や内服している薬を記入します。

なお、過去に金属を埋め込む治療をされた方は、検査ができないことがあります。

脳ドックで使用される機器のMRIは、強力な磁場を用いているからです。

金属がMRI内に入ると、機器に金属が吸い寄せられ、とても危険です。

金属を埋め込む治療をされた方は、MRIを使用しない脳ドックが可能です。

予約の前に医療施設に相談しましょう。

3.検査着に着替える

受付・問診表の記入が終わったら、準備された検査着に着替えます。

検査着の下は、下着とズボンが着用可能です。

しかし、ホックのついたブラジャーやファスナーのついたズボンを着用したまま検査をうけることはできないので、注意しましょう。

事前にパット入りのシャツや、ファスナーがついていないズボンを着用しておくと、スムーズに着替えができます。

また、MRIは強力な磁場を用いるため、眼鏡やヘアピン、義歯、エレキバンといった磁場に影響するものはすべて外します。

仕事帰りなどで事前に着替えることができない場合は、衣類を持参すると良いでしょう。

4.検査を受ける

医療従事者の指示にて検査を受けます。

検査にあたって疑問や不安がある場合は、事前に聞いておくと安心です。

5.医師から検査結果の説明を受ける

検査結果をもとに、医師から説明を受けます。

医療施設によっては後日説明を受ける場合や、結果が郵送で送られる場合もあります。

後日説明を受ける場合は、予約が必要です。

脳ドック当日のポイント

脳ドックを受ける当日におさえておきたいポイントをまとめました。

ポイントは以下の4つです。

  1. 食事は軽めにとる
  2. 金属類と磁器類はすべて外す 
  3. 体調が優れない場合は相談する
  4. 予約時間に間に合わない時は連絡する

ポイント4つを詳しく説明します。

1.食事は軽めにとる

検査前の食事は軽めにとっておきましょう。

検査に対する緊張や不安から、気分が悪くなる方がいます。

また、MRIの磁場により磁場酔いをされる方もいます。

食事を多くとると吐き気を催すリスクが高くなるため、軽めにとっておくと安心です。

2.金属類と磁器類はすべて外す

上記の「脳ドックを受ける流れと注意点」でも説明しましたが、脳ドックで使用されるMRIにおいて金属は禁忌です。

金属がない衣類を事前に着用しておくと、スムーズに検査着に着替えることができます。

検査の際は、身に付けている金属類や磁器類はすべて外します。

以下にてMRIで禁忌とされるものをまとめました。

金属類・眼鏡
・補聴器
・義歯
・ヘアピン
・アクセサリー
・時計
・金具のついた衣類
・カイロ
磁器をおびたもの・カード類(クレジットカード・テレホンカードなど)
・エレキバン

3.体調が優れない場合は相談する

脳ドック当日、体調が優れない場合は、医療施設に相談の連絡を入れましょう。

症状によっては脳ドックではなく、他の診療科や医療施設を優先的に受診できるケースがあります。

無理をして脳ドックを受診することで、さらに体調が悪化するかもしれません。

脳ドックは日程を再調整して、後日受けることが可能です。

まずはご自身の体調を優先しましょう。

4.予約時間に間に合わない時は連絡する

脳ドックの予約時間に間に合わない時は、医療機関に連絡をしましょう。

脳ドックで使用する機器は数に限りがあり、遅れることで医療施設側の調整が必要な時があります。

遅れる時間によっては、次の予約の方の検査を先にすることがあります。

脳ドックにかかる時間を知ってスケジュールを組もう 

今回は「脳ドックにかかる時間はどのくらいか」について紹介しました。

医療施設によって検査内容が異なるため、検査時間も変わりますが、おおよそ1時間半〜3時間とみておくと良いでしょう。

詳しい時間は、脳ドックを受けようと考えている施設に確認すると安心です。

事前に所要時間を確認しておくことで、仕事や家庭の都合をつけることができます。

また、紹介した脳ドックの検査の流れや注意点、ポイントも参考にしてください。

安心して脳ドックを受けることができるでしょう。

この記事を書いた人

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害は、65歳以上が要介護の状態になる原因の1位(厚生労働省調べ)であり、脳卒中患者のQOL向上の一助となることを目指し、基礎知識・予防・リハビリ情報をお届けするWEBマガジンです。

目次