脳梗塞のリハビリ病院ランキング!病院を選ぶポイントとチェックすべきサイトとは?

脳梗塞を発症した場合、急性期病院にて治療した後、リハビリができる回復期病院へ転院するという流れが一般的です。

回復期病院では、専門スタッフがひとりひとりに合ったリハビリのプランをたて、急性期病院よりも長い時間リハビリができます。

脳梗塞のリハビリは身体機能の回復と直結するため、回復期病院でのリハビリはとても重要です。

そのため「どこの回復期病院でリハビリを受けるのか」、病院選びも重要な選択になります。

今回は「脳梗塞のリハビリ病院を選ぶポイント」と「脳梗塞のリハビリ病院ランキング」についてまとめました。

目次

脳梗塞のリハビリ病院を選ぶポイント

脳梗塞のリハビリができる病院を選ぶポイントは4つあります。

1.脳血管のリハビリ実績
2.リハビリスタッフの数・設備
3.自宅からの距離
4.評判・口コミ

順に説明していきます。

1.脳血管のリハビリ実績

まず、病院を選択する際に「脳血管疾患のリハビリ実績があるか」を確認しましょう。

リハビリは、①脳血管、②運動器、③心血管、④呼吸器など、疾患により内容が異なります。

脳梗塞は①脳血管に当てはまります。

リハビリ実績とは、リハビリの件数になります。

脳梗塞の後遺症は人によって様々ですが「後遺症に対してどのリハビリが適応するのか」は、実績が多い病院ほど熟知しています。

各病院のサイトにて「どの疾患に対するリハビリができるのか」、病院紹介とともに記載されていることが多いので確認しましょう。

2.リハビリスタッフの数・設備

次に、リハビリスタッフ・設備が充実しているかも選ぶ基準です。

脳梗塞のリハビリスタッフには、以下のような人たちがいます。

理学療法士
身体を動かすリハビリをする

作業療法士
日常生活といった細かい動作のリハビリをする

言語聴覚士
発語・嚥下のリハビリをする

リハビリスタッフが多い病院は、リハビリに力を入れており、リハビリをする時間も確保できているケースが多いです。

リハビリの設備についても確認しておくと良いでしょう。

病院のサイトを確認すると、設備について記載されている病院が多くあります。

設備が充実していると、リハビリのバリエーションが増えるので、ひとりひとりに合ったリハビリに特化できます。

3.自宅からの距離

病院選びの3つ目のポイントは、自宅からの距離です。

病院によりますが、自宅へ退院してからも、同じ病院のリハビリ外来に通ったり、外来に通えない身体状態の場合は自宅にリハビリ訪問してくれるケースがほとんどです。

退院後も同じ病院のスタッフにリハビリ対応を継続してもらえると、心強く安心です。

そのため、お住まいの地域からあまりにも遠い病院はおすすめしません。

自宅に帰る際に、病院と地域との連携がとりづらいことがあるからです。

また、言葉(方言)の違いがあり、意思疎通がはかりにくくなる可能性もあります。

本人の話す言葉とリハビリスタッフの話す言葉が異なると、ストレスに感じることがあるかもしれません。

4.評判・口コミ

最後に、病院の評判・口コミもポイントになります。

今は、インターネットで病院の口コミをすぐに見ることができます。

また、地域にお住まいの方から病院の情報を聞くこともできるかもしれません。

しかし、評判・口コミはすべて鵜呑みにはしないでおきましょう。

脳梗塞の後遺症により、本人の理解が難しかったり、気持ちの抑制がきかなかったりすることもあります。

「良いことよりも悪いことが印象に残りやすい」ものなので、口コミや評判は「そういう意見もある」と心に留めておきましょう。

脳梗塞のリハビリ病院ランキング

脳梗塞のリハビリ病院を選ぶポイントをふまえ、脳梗塞のリハビリ病院についてランキング形式でまとめました。

今回は、全国の脳血管疾患のリハビリ実績数を基準にランキングを作成しています。

なお、各病院ごとに脳卒中のリハビリ実績数を記載していますが、脳卒中は「脳梗塞」を含む脳血管疾患全般を示しています。

理学療法士・作業療法士の人数や、リハビリテーション専門医という資格を取得している医師の人数も記載していますので、参考にしてください。

リハビリテーション専門医は、リハビリに特化した卒後研修を修め試験に合格した医師になります。

病院名の右側()は、各病院がある都道府県になります。

1.愛仁会リハビリテーション病院(大阪府)

脳卒中リハビリテーション実績数
413,024件

リハビリテーション専門医
12名

理学療法士
100名

作業療法士
75名

2.鹿教湯三才山リハビリテーションセンター 鹿教湯病院(長野県)

脳卒中リハビリテーション実績数
399,589件

リハビリテーション専門医
2名

理学療法士
92名

作業療法士
87名

3.札幌西円山病院(北海道)

脳卒中リハビリテーション実績数
382,341件

リハビリテーション専門医
4名

理学療法士
78名

作業療法士
56名

4.森之宮病院(大阪府)

脳卒中リハビリテーション実績数
357,243件

リハビリテーション専門医
7名

理学療法士
79名

作業療法士
54名

5.近森リハビリテーション病院(高知県)

脳卒中リハビリテーション実績数
334,522件

リハビリテーション専門医
7名

理学療法士
66名

作業療法士
50名

6.十勝リハビリテーションセンター(北海道)

脳卒中リハビリテーション実績数
323,025件

リハビリテーション専門医
0名

理学療法士
79名

作業療法士
48名

7.大勝病院(鹿児島県)

脳卒中リハビリテーション実績数
288,618件

リハビリテーション専門医
2名

理学療法士
52名

作業療法士
24名

8.愛知県済生会リハビリテーション病院(愛知県)

脳卒中リハビリテーション実績数
282,071件

リハビリテーション専門医
2名

理学療法士
72名

作業療法士
35名

9.春日居サイバーナイフ・リハビリ病院(山梨県)

脳卒中リハビリテーション実績数
269,998件

リハビリテーション専門医
0名

理学療法士
36名

作業療法士
31名

10.医療法人社団和風会 千里リハビリテーション病院(大阪府)

脳卒中リハビリテーション実績数
267,232件

リハビリテーション専門医
1名

理学療法士
65名

作業療法士
33名

参考・引用
医療介護情報局>医療機能(都道府県)検索
https://caremap.jp/cities/search/facility_medical

脳卒中リハビリ実績のある病院が確認できるサイト

全国の脳卒中リハビリ実績がある病院をランキングで紹介しましたが、「住んでいる場所からあまりにも遠く離れている」という方もいるでしょう。

そこで、お住まいの地域の脳血管疾患のリハビリ実績が確認できるサイトをご紹介します。

以下のサイトは、厚生労働省や都道府県が公表している医療機関や介護施設の公的情報を集約しているデータベースになります。

医療介護情報局>医療機能(都道府県)検索
https://caremap.jp/cities/search/facility_medical

上記のリンクをクリックすると、各都道府県の病院について調べられるサイトに繋がります。

調べる手順は、以下のとおりです。

①都道府県の項目から「お住まいの都道府県」を選択
②診療実績から「脳血管疾患等リハビリテーション」を選択
③一番下の「以上の条件を満たす医療機関を表示する」をクリック

③をクリックすると、選択した都道府県の脳血管疾患等のリハビリ実績が多い病院から順に並びます。

また、病院名をクリックすると、病院の詳細情報と病院の公式サイトのリンクが掲載されています。

リンク先の「職員数」の項目では、理学療法士と作業療法士の人数を確認できます。

また、専門医数では「リハビリテーション科専門医」の人数も知ることができます。

実績や人数の数値は複数選択できないので、注意しましょう。

脳梗塞のリハビリができる病院はポイントを押さえて探そう

今回は「脳梗塞のリハビリ病院を選ぶポイント」「脳梗塞のリハビリ病院ランキング」についてご紹介しました。

回復期病院でのリハビリは、身体の状態が落ち着いているため、積極的なリハビリをすることができ、リハビリを継続することで少しずつ日常生活でできることが増えていきます。

「リハビリ」と一言に言っても、疾患により内容は様々で、病院により特化しているリハビリ内容も異なります。

脳梗塞のリハビリ実績を把握し、リハビリスタッフの人数や設備を確認することで、その病院がリハビリに力を入れているのかも分かります。

また、お住まいの場所から病院の距離が近いと、退院後も同じ病院でリハビリができる可能性が高いです。

今回紹介したポイントとランキングを考慮いただき、ご本人に合う病院を見つけることができると幸いです。

この記事を書いた人

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害は、65歳以上が要介護の状態になる原因の1位(厚生労働省調べ)であり、脳卒中患者のQOL向上の一助となることを目指し、基礎知識・予防・リハビリ情報をお届けするWEBマガジンです。

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